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熱い販売 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本 短歌、俳句
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商品詳細情報
| 管理番号 |
新品 ：67261166610
中古 ：67261166610-1 |
メーカー | e801c22de5 | 発売日 | 2025-04-19 00:05 | 定価 | 9500円 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| カテゴリ | |||||||||
熱い販売 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本 短歌、俳句
26.7×18㎝
【題箋】
『栄雅抄此？壱？序在 古今和歌秘註 序一』
『栄雅抄序下續 古今和歌秘註 序二』
【内容】『註』は「仮名序」を84に分け、それぞれに解説を加えている。前略十年 限定88部/高柳重信 /酩酊社。下の 01 28 等は、それぞれに、私に付した番号である。瞑鳥記 伊藤一彦歌集 反措定叢書/伊藤一彦/反措定版出版局。
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序一
【内題】古今和歌集秘註
序一
序1丁
本文
01やまとうたはひとの心をたねとして 1丁裏
↑
↓
28あるは花をそふとてたよりなき所に 61丁裏～62丁裏
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序二
29しかあるのみにあらす 2丁表
↑
↓
84人丸なくなりにたれと哥の事 57丁表～59丁裏
追加
01春きぬと人はいへともうくひすのなかぬかきりはあらしとそ思ふ 60丁表
↑
↓
16立田川もみち葉なかる 63丁裏
【因みに】「追加」「14植しうへは秋なきときや」63裏の歌は
『伊勢物語 51段』
『古今和歌集 秋歌下』のもので、原形は
植ゑし植ゑば秋なき時や咲かざらん花こそ散らめ根さへ枯れめや
～「『へ』←→『ゑ』。●中山義秀全集●全9巻完結●新潮社●即決。仮名遣いの指摘？」～
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【参考】『古今和歌集 仮名序』の本文と、「提出本」にでてくる「仮名序」の解説部分（全84項目）を比較しながら、その所在を提出本の丁数で示した。汗馬楽鈔 八田木枯句集 初函帯栞付/八田木枯/深夜叢書社。参考にされたい。歌集 伎芸天 改訂本 川田順 署名入り 函 初版 天金 武林無想庵 序 書き込み無し本文良。「仮名序の本文」ネットで借用したものなので、「提出本」の本文とは違うことをご了承ください。耕衣百句 特装80部 署名入/永田耕衣 吉岡実編/南柯書局（コーベブックス）。
（若干の間違いはご容赦を！）
古今和歌集仮名序
～ 一 ～
01 01裏 やまとうたは、人のこゝろをたねとして、
02 03表 よろづのことのはとぞなれりける。Y3FLB-200708 レア［川柳岡山 昭和34年9月 No.183］大森風来子 住友化学。よの中にあるひとことわざしげきものなれば、心におもふ事を、みるものきくものにつけていひいだせるなり。N3FHH2-210908 レア［歌集 紫桔梗 高島千枝子 明誠企画株式会社］短歌。
03 05表 はなになくうぐひす、みづにすむかはづのこゑをきけば、いきとしいけるものいづれかうたをよまざりける。句集 まぼろしの鱶/三橋敏雄/俳句評論社。
04 06裏 ちからをもいれずしてあめつちをうごかし、めに見えぬおにかみをもあはれとおもはせ、をとこをむなのなかをもやはらげ、たけきものゝふのこゝろをもなぐさむるはうたなり。言の葉乃花 小林重道歌集。
05 08裏 このうた、あめつちのひらけはじまりける（時）よりいできにけり。☆署名本(印刷）;第18回読売文学賞『定本 木下夕爾句集』木下夕爾:牧羊社;昭和41年初版函:元パラ付;巻頭；肖像写真:序:井伏鱒二*。
06 10裏 しかあれども、よにつたはれることは、ひさかたのあめにしては、したてるひめにはじまり、
07 15裏 あらがねのつちにしては、すさのをのみことよりぞおこりける。瘤 献呈署名入/秋元不死男/作品社。
08 16裏 ちはやぶるかみよには、うたのもじもさだまらず、すなほにして、ことのこゝろわきがたかりけらし。【超希少】【美品】古本 鳥獣虫魚 歳時記 全２冊セット 春夏編 秋冬編 川崎展宏、金子兜太、稲畑汀子、飴山實監修 朝日新聞社。
09 22表 人のよとなりて、すさのをのみことよりぞ、みそもじあまりひともじはよみける。無援の抒情 初版 署名箋付/道浦母都子/雁書館。
10 33表 かくてぞはなをめで、
11 33表 とりをうらやみ、
12 33表 かすみをあはれび、
13 33裏 つゆをかなしぶ
14 33裏 こゝろことばおほく、さまになりにける。☆『峠から峠へ 畦地梅太郎作品集 12』初版;二重函;クロス装・背：革製：表紙メタル付き・色摺木版画4葉入・署名入。とほきところもいでたつあしもとよりはじまりて年月をわたり、たかき山もふもとのちりひぢよりなりて、あまぐもたなびくまでおひのぼれるごとくに、このうたもかくのごとくなるべし。春夏 蕪村七部集俳句評釈 初学俳句叢書第五編/内藤鳴雪/大学館。
15 35裏 なにはづのうたは、みかどのおほむはじめなり。N3FA1-210913 レア［青群 SEIGUN 第28号 2013年夏 青群俳句会］。
16 38表 あさかやまのことばゝうねめのたはぶれよりよみて、
17 40表 このふたうたは歌のちゝはゝのやうにてぞ、（て）ならふ人のはじめにもしける。川柳叢書 第九篇 溪花坊句集／森雜牛子／川柳叢書刊行会／1933年。
18 42表 そも歌のさまむつなり。幸矢 直筆句献呈署名入/本島高弓/東京太陽系社。からのうたにもかくぞあるべき。靑蘿発句集 和露文庫第三編／安井小洒／和露文庫刊行会／大正期。
19 44表 そのむくさのひとつにはそへ歌。ふるへる花 原田琴子歌集★原田琴子（水の原社）。
20 44裏 おほさゝきのみかどをそへたてまつれるうた なにはづにさくやこのはなふゆごもりいまははるべとさくやこのはなといへるなるべし。伊丹三樹彦全句集 特装本 限定100部 毛筆句署名入/伊丹三樹彦/沖積舎。
21 46表 ふたつにはかぞへうた さくはなに思ひつくみのあぢきなさみにいたづきのいるもしらずてといへるなるべし。（雑誌）民謡詩街 第2巻5・7・8号 三冊/石田隆 編発行/民謡詩街社。
22 47裏 みつにはなずらへうた きみにけさあしたのしものおきていなばこひしきごとにきえやわたらむ+といへるなるべし。層雲（荻原井泉水主宰）第47巻第1号から第12号 12冊セット 昭和34年・35年。
23 50裏 よつにはたとへうた わがこひはよむともつきじありそうみのはまのまさごはよみつくすともといへるなるべし。草上船和讃/高橋龍/端溪社。
24 53裏 いつゝにはたゞことうた いつはりのなきよなりせばいかばかり人のことのはうれしからましといへるなるべし。（雑誌）春泥 第32号 新年号/坂倉金一 編発行 小村雪岱表紙/春泥社。
25 55裏 むつにはいはひうた このとのはむべもとみけりさきくさのみつばよつばにとのづくりせりといへるなるべし。仰望 増補再版 直筆歌署名入/岩谷莫哀/新詩壇社。
26 59裏 いまのよの中、いろにつき人のこゝろはなになりにけるより、あだなるうたはかなきことのみいでくれば、いろごのみのいへにむもれぎの人しれぬことゝなりて、まめなるところにははなすすきほにいだすべき事にもあらずなりにたり。風紋 曽宮一念 五月書房 昭和52年 限定300部（271番） 署名入り。そのはじめをおもへばかゝるべく〔も〕なむあらぬ。『寒蕭々 清水基吉全句集』（F038）。
27 61裏 いにしへのよゝのみかど、春のはなのあした、あきの月のよごとにさぶらふ人をめして、ことにつけつゝ歌をたてまつらしめたまふ。絶版!! 杉田久女全集 全2巻揃 立風書房 検:高浜虚子/正岡子規/橋本多佳子/三橋鷹女/与謝蕪村/松尾芭蕉/夏目漱石/小林一茶/中村汀女/初版。
28 61裏 あるははなをそふとてたよりなきところにまどひ、あるは月をおもふとて、しるべなきやみにたどれるこゝろをみたまひて、さかしおろかなりとしろしめしけむ。海紅 第1巻 合本 1号から12号まで12冊分収録／海紅社／大正期。
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～ 二 ～
29 02表 しかあるのみにあらず、さゞれいしにたとへ、
30 02裏 つくばやまにかけてきみをねがひ、
31 04表 よろこびみにすぎ、たのしびこゝろにあまり、
32 04表 ふじのけぶりによそへて人をこひ、
33 04表 まつむしのねにともをしのび、
34 04裏 たかさごすみのえのまつもあひおひのやうにおぼえ、
35 06表 をとこやまのむかしをおもひいでゝ、
36 06表 をみなへしのひとゝきをくねるにも歌をいひてぞなぐさめける。N7FJ2-210602 レア［不倫の聖書 ある川柳家の生涯 坂出市民川柳会］貧乏詩人。
37 08表 又春のあしたにはなのちるをみ、
38 08裏 あきのゆふぐれにこのはのおつるをきゝ、
39 08裏 あるはとしごとに、かゞみのかげにみゆるゆきとなみとをなげき、
40 09表 くさのつゆみづのあわをみて、わがみをおどろき、
41 09表 あるはきのふはさかえおごりて、〔今日は〕ときをうしなひよにわび、
42 09裏 したしかりしもうとくなり、
43 09裏 あるはまつ山のなみをかけ、
44 10裏 野なかの（し）みづをくみ、
45 10裏 あきはぎのしたばをながめ、
46 11表 あか月のしぎのはねがきをかぞへ、
47 11裏 あるはくれたけのうきふしを人にいひ、
48 11裏 よしのがはをひきてよの中をうらみきつるに、
49 12表 いまはふじのやまもけぶりたゝずなり、ながらのはしもつくるなりときく人は、うたにのみぞこゝろをばなぐさめける。自選歌集 日光 川田順 新選代表短歌叢書 中川一政 装幀 函 初版 天金 美品。
50 16裏 いにしへよりかくつたはれるうちにも、ならのおほむ時よりぞひろまりにける。川柳叢書13・14 青明句集／木村半文銭ほか／川柳叢書刊行会。
51 18表 かのおほむよや、うたのこゝろをしろしめしたりけむ。☆かC‐190402 レア［俳句 平成18年 8 第55巻 第9号]特集 取り合わせと一物仕立て。かの御時に、おほきみ（み）つのくらゐ、かきのもとの人まろなむうたのひじりなりける。☆献呈署名本『歌集 鳥聲集 』窪田空穂;日東堂;大正5年;初版カバー付;本天金塗装,クロス装*大正4年の春から同5年の夏までの1年余りの作品。
52 20裏 これはきみも人もみをあはせたりといふなるべし。川柳風俗志 上巻/西原柳雨/春陽堂。
53 21裏 あきのゆふべたつたがはにながるゝもみぢをば、みかどの御めににしきとみたまひ、春のあしたよしの山のさくらは、人まろが心には雲かとのみなむおぼえける。180329x05★ky 希少 戦後 昭和20・21年 俳句結社誌 俳誌 緋衣 創刊号-18号 草笛 創刊号-4号 緋蕪 創刊号-3号 計25冊 北海道 東北地方。
54 24表 又山のへのあか人といふ人ありけり〔と〕。N3FHH2-210908 レア［玉蟲 玉虫 紫苑発行所］俳句。うたにあやしうたへなりけり。0028143 俳風 櫻多留 三編 紀州・帯屋伊兵衛・板 文政10年序 地方版 俳句。
55 25表 人まろはあか人がかみにたゝむことかたく、あか人はひとまろがしもにたゝむことかたくなむありける。ゆきげがは/久保田万太郎/双雅房。
56 30裏 この人々をおきて又すぐれたる人も、くれたけのよにきこえ、かたいとのよりにたえずぞありける。高柳重信全句集/高柳重信/母岩社発行・俳句評論社発売。これよりさきの歌をあつめてなむまえふしふとなづけられたりける。みずかありなむ 新装版 献呈署名入/山中智恵子/国文社。
57 32裏 こゝにいにしへのことをも歌のこゝろをもしれる人、わづかにひとりふたりなりき。血と麦 寺山修司歌集/寺山修司/白玉書房。しかあれどこれかれえたるところえぬところたがひになむある。新撰俳枕 全7巻セット カラー版名所歳時記。
58 32裏 かのおほむときよりこのかた、としはもゝとせあまり、よはとつぎになむなりにける。句集 海門／大野林火／交蘭社／戦前。
59 36表 いにしへの事をもうたをもしれる人よむ人おほからず。俳句の入口★作句の基本と楽しみ方★藤田 湘子★NHK俳壇の本★日本放送出版協会★NHK出版★絶版★。
60 36表 いまこのことをいふに、つかさくらゐたかき人をばたやすきやうなればいれず。0023000 明治天皇御製 明治天皇御誕生百三十年祭記念 御製奉唱連盟 桐箱入 パンフ付。
61 36裏 そのほかにちかきよにその名きこえたる人は、すなはち、そうじやうへぜうは歌のさまはえたれども、まことすくなし。☆『朱欒の港 : 南国調 6 』 北原白秋;アルス;大正11年;初版;カバー無*博多古調（ⅰ2章）-蟹味噌（25章）-柳河時花歌（ⅰ1章）を掲載。たとへばゑにかけるをむなを見ていたづらに心をうごかすがごとし。田中冬二句集 限定120部記番 毛筆句署名入/田中冬二/鹿鳴荘。
62 37裏 ありはらのなりひらは、そのこゝろあまりてことばたらず。句集 殺佛 特装47部/永田耕衣/南柯書局。しぼめるはなのいろなくてにほひのこれるがごとし。☆限定墨筆句入署名本『地楡 佐藤鬼房句集』佐藤鬼房;ぬ書房;昭和50年;初版函付;正誤表付*昭和40年から47年迄の作品590句を掲載 を掲載。
63 38裏 ふんやのやすひではことばゝたくみにてそのさまみにおはず、いはゞあき人のよきゝぬをきたらむがごとし。歌集 プロレタリア意識の下に 初カバ/田邊一子/紅玉堂書店。
64 40表 うぢやまのそうきせんはことばゝかすかにして、はじめをはりたしかならず。遠景近景 斎藤史 カバー 初版第一刷 大和書房 書き込み無し本文良。いはゞあきの月をみるに、あかつきのくもにあへるがごとし。草山和歌集孤考 上 義天著 写本。
65 40表 よめるうた、おほくきこえねば、かれこれをかよはしてよくしらず。句集 天の狼 家蔵限定版/富澤赤黄男/旗艦発行所。
66 41表 をのゝこまちは、いにしへのそとほりひめのりうなり。南風/水原秋櫻子/京鹿子發行所■送料無料・即決。あはれなるやうにてつよからず。地名俳句歳時記全８巻 山本健吉監修。いはゞよきをむなのなやめるところあるにゝたり。N7FD1-210531 レア［歌の自然 人の自然 伊藤一彦評論集 雁書館］たましいの歌。つよからぬはをうなのうたなればなるべし。0024547 新派和歌評釈 姫河原無鳴 大学館 明治40年。
67 43表 おほとものくろぬしは、そのさまいやし。0023464 三家類題抄 森広主 市岡猛彦 尾張・槲園社中藏板 文政1年。いはゞたきゞおへるやまびとのはなのかげにやすめるがごとし。0028469 夢之華（夢の華 ゆめのはな） 与謝野晶子 杉浦朝武・装幀画 中澤弘光・挿画 金尾文淵堂 明治39年 初版 裸本。
68 45表 このほかの人々、そのなきこゆるのべにおふるかづらのはひゝろごり、はやしにしげきこのはのごとくにおほかれど、うたとのみおもひて、そのさましらぬなるべし。続 蕪村俳句評釈 初学俳句叢書第十六編/寒川鼠骨 /大学館。
69 45裏 かゝるにいますべらぎのあめのしたしろしめすことよつのときこゝのかへりになむなりぬる。齋藤茂吉全画集 限定版。
70 46裏 あまねき御うつくしみのなみ〔のかげ〕やしまのほかまでながれ、ひろき御めぐみのかげ、つくばやまのふもとよりも
71 47表 しげくおはしまして、よろづのまつりごとをきこしめすいとま、もろのことをすてたまはぬあまりに、いにしへのことをもわすれじ、ふりにしことを（も）おこしたまふとて、いまもみそなはし、のちのよにもつたはれとて、
72 49表 延喜五年四月十八日に、大内記きのとものり、御書所のあづかりきのつらゆき、さきのかひのさう官おふしかうちのみつね、右衞門のふしやうみぶのたゞみねらにおほせられて、萬葉集にいらぬふるきうた、みづからのをも、たてまつらしめたまひてなむ、
73 52表 それがなかに、むめをかざすよりはじめて、
74 52表 ほとゝぎすをきゝ、
75 52表 もみぢをゝり、
76 52裏 ゆきをみるにいたるまで、
77 52裏 又つるかめにつけてきみをおもひ、人をもいはひ、
78 53表 あきはぎなつくさをみてつまをこひ、
79 53表 あふさか山にいたりてたむけをいのり、
80 54表 あるは春夏あき冬にもいらぬくさの歌をなむ、えらばせたまひける。浅野晃 曠原 歌集 昭和29年初版 地方出版稀覯本 日本浪曼派 珍品。
81 54表 すべて千うたはたまき、なづけて古今和歌集といふ。●芭蕉句集●新註国文学叢書●加藤楸邨●講談社S24●松尾芭蕉句。
82 55表かくこのたびあつめえらばれて、山したみづのたえず、はまのまさごのかずおほくつもりぬれば、いまはあすかゞはのせになるうらみもきこえず、さゞれいしのいはほとなるよろこびのみぞあるべき。☆『印度更紗 第1輯 真珠抄及び短歌』北原白秋;金尾文淵堂;大正3年;初版;カバー無*真珠抄-68章-正覺坊14首-玉蜀黍8首-途上所見8首を収録。
83 56表 それまくらことば、はるのはなにほひすくなくして、むなしきなのみあきのよのながきをかこてれば、かつは人のみゝにおそり、かつはうたの心にはぢおもへど、たなびくゝものたちゐ、なくしかのおきふしは、つらゆきらが、このよにおなじくむまれて、この事のときにあへるをなむよろこびぬる。天の川 第２０６号 昭和１１年７月号 天の川発行所。
84 57表 人まろなくなりにたれど、うたのことゝどまれるかな。遺句州 遠郭公 藤瀬素平 145頁 昭和55/9 ピロロ吟社。たとひときうつりことさりたのしびかなしびゆきかふとも、このうたのもじあるをや。●玄魚●水原秋桜子第13句集●俳句近藤書店S32千部限定版●即決。あをやぎのいとたえず、まつのはのちりうせずして、まさきのかづらながくつたはり、とりのあとひさしくとゞまれらば、うたのさまを（も）しり、ことのこゝろをえたらむ人は、おほぞらの月をみるがごとくに、いにしへをあふぎていまをこひざらめかも。島木赤彦全歌集(全集)総索引 末竹 淳一郎。
********************************************************************
追加
01 60表 春きぬと人はいへともうくひすの
なかぬかきりはあらしとそ思ふ
02 60表 春日のゝ若なつみにや白妙の
袖ふりはへて人の行らん
03 60裏 駒なへていさ見にゆかんふるさとは
雪とのみこそ花はちるらめ
04 61表 わか庵はみやこのたつみしかそすむ
世をうち山と人はいふ也
05 61裏 おもひつゝぬれはや人の見えつらん
夢としりせはさめさらましを
06 62表 深山には松の雪たに
07 62表 我衣手に雪はふりつゝ
08 62表 春霞たつを見すてゝ行かりは
09 62.裏 ひくらしの鳴つるなへに
10 62裏 たけがり
11 62裏 すみのえのきしによるなみ
12 63表 袖ひちてむすひし水の
13 63表 春霞たてるやいつこみよし野の
14 63裏 植しうへは秋なきときや
15 63裏 たつた川もみちみたれて
16 63裏 立田川もみち葉なかる
********************************************************************
【参考】 14「植しうへは秋なきときや」
※『伊勢物語』 五一段（植ゑし植ゑば）
昔、をとこ、人の前栽に菊うゑけるに、
植ゑし植ゑば秋なき時や咲かざらん
花こそ散らめ根さへ枯れめや
※『古今和歌集』 巻五 秋歌下
人の前裁に菊にむすびつけてうゑけるうた 在原業平
268 植ゑし植ゑば 秋なき時や 咲かざらむ
花こそ散らめ 根さへ枯れめや
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【刊期等】不明
早稲田大学蔵本解説に依れば、この本は『古今栄雅抄 序 巻第1-20 飛鳥井雅俊 [著]』の『序』の部分二冊のようである。0015269 歌誌 コスモス 1973/4-1974/6 16冊 宮柊二編集。両者を比較すると、確かに「序二」は「いにしへのよゝのみかど」で始まっているが、全巻の趣は少し違うようである。0019923 先入抄 全 渡忠秋 明13 香川景樹 桂園派。
※全体的に、経年によるくすみ、汚れあり。（雑誌）海石榴 1号-9号内8冊/見沼冬男 （西角井正慶） 伊東華子 他/東京女子高等学園。
※経年による紙の劣化、変色、斑点状の染み、多数あり。歌集たかはら 斎藤茂吉 1950年6月30日 発行。
※梱包材の再利用に努めています。木人方歌/西垣卍禅子/私家版。ご理解下さい。星麟 せいりん 句集 京鹿子叢書 第145編 木星句会 京鹿子社。
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